1991年生まれ。
慶應義塾大学文学部卒業後、精密機械メーカーに就職。５年間営業職での経験を経て2019年に退職し映像製作を学ぶため単身渡米、
University of Arkansasで映画製作の基礎を学び学位取得後、カリフォルニア州ロサンゼルスへ移動、
テレビコマーシャル、ミュージックビデオ、映画制作に携わり、2022年夏に本帰国する。
日本で海外ドラマやCM、映画などの制作にコーディネーター、ラインプロデューサー等として携わる。現在、新電力開発株式会社の広報部門関連会社株式会社レックエーシーを2023年8月に立ち上げ、メディアを通じて林業、SDGs、バイオマスバリューチェーンの周知啓蒙活動に取り組む。

皆様、こんにちは。Rec-AC代表の坂口愛彩と申します。
私はこの会社を設立する前、しばらくアメリカで映画製作の勉強をしていました。その際現地でお会いした多くの日本人の映画関係者が日本の映像・映画業界に対する組織構造の課題、および「諦め」を口にされていました。極めて閉鎖的でプロダクション主体の労働搾取的な構造。ユニオン(労働組合)が実質存在しておらず、「好きなことを仕事にしているなら薄給・長時間労働は当たり前」という業界文化。芸術は商業的用途以外で今、価値あるものとして扱われているのでしょうか。「芸能の世界は甘くない」と一言で片付けられてしまうにはあまりにも失っている機会が多すぎるように思えます。私はこのコミュニティを創設するにあたり、もっと自由に表現を価値あるものとして尊重しあい、世界を取り巻く課題を解決する方法として自己実現できる場所をつくりたいと考えました。そしてRec Artists Communityは「世界を変えてやる」という強い志を持ったアーティストたちとポジティブなサークルを描きながら多様な刺激と共創によって世界をより良く変える力に成長していくことを力強く目指していきます。

青山学院大卒業後、衆議院議員の政策担当秘書を23年務めてきた。
在職中に東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。
また、慶應大学SFC研究所上席所員として宇宙法を専攻する。
文部科学大臣秘書官、内閣官房長官秘書官を歴任。
2018年成立した「宇宙基本法」の事務方責任者を務めた。
48歳3児の父親。
2018年5月〜山口大学工学部客員准教授（宇宙政策）を就任している。

昨今、世界中のエンタメ市場が競争力を高め、各国はオリジナルコンテンツをグローバル展開することによって文化の発展と情報発信での影響力を高めています。日本もかつては世界のクロサワを筆頭とした映画界の巨匠たちらにより世界中で日本映画のファンを獲得し影響力を高めてきた時代がありました。現在はアニメやゲームを中心としたIPコンテンツ産業に注力をすることで日本のエンタメとしての存在感を再び示そうと努力しています。しかし、現在においても今後の未来を担うアーティストやクリエイターたちの処遇は決して公正で充実したものでは有りません。彼らの表現価値を最大限活かせる場所を十分創出することで救われる人や世界がきっともっとたくさんあるはずです。彼ら一人一人がより自分の価値を高め、共創し、文化の発展や社会問題の解決のために表現活動を実現し続けていければ、自ずと日本の文化芸能はより輝きを増していくでしょう。それを個々だけの力ではなく、国や自治体が心から応援できるように、私にできることは全力で取り組んでいきたいと思います。